2024.02.02
国際医療福祉大学熱海病院DMATが熱海市長に活動報告を行いました
能登半島地震を受けて被災地に派遣された当院のDMAT(災害派遣医療チーム)が2月2日、熱海市の齊藤栄市長に活動内容を報告しました。
チームを代表して石和大医師(麻酔科部長)は、被災した病院の状況のほか、医療スタッフ自身が被災者となり、看護師らが足りていない現状を説明。今後の課題について「地域コミュニティを分断しないための慢性期医療が求められている」と指摘しました。
齊藤市長からは労いの言葉をいただくとともに、熱海市で大規模な災害が発生した場合に備えて、市と保健所、災害拠点病院である国際医療福祉大学熱海病院の間で円滑な情報共有を図るため、体制強化に向けた災害訓練の必要性について認識を共有しました。
当院は2021年9月、熱海市との間で、大規模災害時などの非常時に優先的に給水を受けられる協定を締結しています。
齊藤市長(中央)を囲むDMAT隊員
齊藤市長(左)に活動内容を報告する石和医師
被災地で活動したDMAT隊員