診療科のご案内

病理診断科

病理標本とは、患者様の体より採取された病変の組織や細胞からつくられた小さなものですが、患者様の身体に直接つながる貴重な情報源です。その小さな標本を最大限生かすよう病理診断を専門とする医師を病理医といいます。病理診断は主治医に報告され、患者様の治療に生かされます。個々の患者様が最良の医療を選択できる様、迅速かつ正確な情報提供を行います。

また、ご遺族の承諾のもとに、不幸にしてお亡くなりになれらた患者様の病理解剖(剖検)を行っています。臨床で不明であった病態を明らかにし、生前の診療に関する総合的な評価を行います。また剖検の結果が蓄積され、今後の医療の質の向上へとつながります。