診療科のご案内

泌尿器科

当科は、副腎、腎臓、腎盂・尿管、膀胱、尿道、前立腺、陰茎、精巣といった尿路臓器および男性生殖器疾患の診断、治療を行っています。

前立腺肥大症に対する術式として、経尿道的前立腺切除術(TUR-P)にかわり、標準化されつつあるホルミウムレーザー前立腺核出術 (HoLEP)を導入し、従来のTUR-Pで行うことの難しかった100gを超えるような大きい前立腺肥大に対しても安全に内視鏡手術が行えるようになりました。それほど大きくない前立腺肥大に対しては、手術合併症である低ナトリウム血症が生じない、生食灌流を用いたバイポーラーTUR-Pも行っています。

上部尿路(腎・尿管)結石に対しては、ホルミウムレーザーと軟性腎盂尿管ファイバースコープを用いた経尿道的腎盂尿管砕石術(f-TUL)を導入し、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)のみでは治療困難な腎結石や上部尿管結石に対しても、速やかな結石除去による根治を目指しています。

泌尿器悪性腫瘍(がん)に対しては、低侵襲で標準術式となっている腹腔鏡下手術および、開腹手術にかわる低侵襲手術である腹腔鏡下小切開 (ミニマム創)手術を積極的に取り入れています。前立腺がんが疑われるときに行う、前立腺針生検は、一泊入院、局所麻酔下に行っています。また、2017年6月より、骨転移のある去勢抵抗性前立腺がんに対するRI内用療法を開始しました。

手術名 2015 2016 2017 2018 2019 2020
副腎(後腹膜腫瘍)摘除術(腹腔鏡) 0 3 0 0 0 0
副腎(後腹膜腫瘍)摘除術(ミニマム創) 0 0 1 0 0 0
腎部分切除術(ミニマム創) 4 4 5 4 2 9
根治的腎摘除術(開腹) 1 0 0 0 0 1
根治的腎摘除術(腹腔鏡) 0 3 5 5 4 6
根治的腎摘除術(ミニマム創) 0 2 0 0 0 0
腎尿管全摘膀胱部分切除術(開腹) 1 0 0 0 0 0
腎尿管全摘膀胱部分切除術(腹腔鏡) 3 3 4 1 1 6
腎尿管全摘膀胱部分切除術(ミニマム創) 1 1 0 0 0 0
腎盂形成術(ミニマム創) 0 1 0 1 0 1
経皮的腎・尿管砕石術(ECIRS, PNL) 0 0 1 2 0 0
体外衝撃波砕石術(ESWL) 89 62 75 30 33 36
経尿道的腎尿管砕石術(f-TUL, r-TUL) 31 55 86 67 62 62
膀胱全摘除術(開腹) 0 0 0 0 0 0
膀胱全摘除術(ミニマム創) 3 3 2 0 0 1
尿管皮膚瘻造設術
(膀胱全摘除術を伴うもの)
0 1 0 0 0 0
回腸(結腸)導管造設術
(膀胱全摘除術を伴うもの)
3 2 2 0 0 1
経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-BT) 47 63 76 72 69 70
精巣摘出術 1 0 0 0 1 0
高位精巣摘出術 0 1 3 1 3 1
経尿道的前立腺切除術(TUR-P) 25 21 21 13 13 11
経尿道的ホルミウムレーザー
前立腺核出術(HoLEP)
11 56 80 56 48 33
前立腺被膜下摘出術(開腹) 0 0 0 0 0 0
前立腺全摘除術(開腹) 0 0 0 0 0 0
前立腺全摘除術(ミニマム創) 5 10 11 19 12 10
その他 73 105 98 101 123 131
計 (ESWLを除く) 209 333 386 342 338 342
経直腸的前立腺針生検 99 98 113 110 121 70
ホルミウムレーザー前立腺核出手術(HOLEP)について(PDF)