診療科のご案内

放射線室

放射線室システム

PACS(画像保存通信システム)

レントゲン写真、CT、MRIなどの医療画像をコンピューター上で保管、閲覧するためのシステムです。

当院では電子カルテシステムの導入に伴い、フィルムレス化を行いました(一部検査のみフィルム使用)。PACSを使用することにより、待ち時間なく医師が画像を確認することができます。また、専用の画像参照ソフトを使用することにより、画像処理を行ったり、過去画像と比較するなど、診断に有用です。

読影レポート

当院では、電子カルテシステム、PACSと連動した読影レポートシステムを有しています。読影室には専用の端末が3台設置され、画像を読む専門の放射線科医(常勤1名、非常勤2名)が随時レポートを作成しています(CT、MRI、RI、PET-CT、一部X線画像)。

また、国際医療福祉大学三田病院の読影センターと専用の通信システムを用いて、遠隔読影も行っています。これにより、遅くとも2~3日後にはレポートが作成されます。

作成されたレポートは電子カルテシステムから、いつでも閲覧することが可能です。

RIS(放射線情報システム)

放射線室内の医療情報をすべて管理することができ、医師からの指示や、患者情報を各撮影装置に送ることが可能です。患者様の基本データ以外にも、禁忌や副作用、感染症などを確認することも可能となり、より安全に検査を行うことができます。また、デジタル通信を行うことにより、入力間違いや患者取り違えの防止にも役立っています。

照射録(患者様に放射線を曝射した記録)を作成したり、撮影件数や装置の稼働率などの統計をとる事も可能です。