各診療科のご案内

リハビリテーション科

医学としてのリハビリテーションは単なる運動でも精神論でもなく、根拠に基づいた科学です。重症で意識がなくても立たせることもあれば、場合によってはあえてがんばらせず運動を制限することもあります。
そのようにさまざまな疾患のさまざまな病態に対し、患者様を中心にご家族・病院スタッフが一丸となり、想定したゴールになるべく早期に到達できるようなリハビリテーションをご提供したいと考えております。

当院では最新の脳卒中リハビリテーションとして世界で注目され、近年さまざまなメディアで話題になっている「反復性経頭蓋磁気刺激(rTMS)」という研究的治療を行っています。急性期でも、逆に数十年経過した慢性期でも、麻痺や失語症等認知機能が改善することがわかっております。
また、2010年よりわが国でも使用可能になった「ボトックス注射」も積極的にとり入れています。これは脳卒中や脊髄損傷による硬くなるタイプの麻痺(痙縮(けいしゅく)といいます)を改善させることができます。

当院では、これらの「rTMS」、「ボトックス注射」、「内服薬」を組み合わせた、より効果の高い治療を施行しますので、まずはご相談ください。

反復性経頭蓋磁気刺激(rTMS)

最新の脳卒中リハビリテーション治療として注目を集めている「rTMS」は、その特殊な磁場で脳内局所の活動性を制御し、症状を改善させる治療です。
治療そのものに痛みはなく、患者様は30分程度座っているだけで結構です。急性期、慢性期ともにダイナミックに変化することがわかっています。


※本治療は研究的治療であり、検査やリハビリテーション等の通常の医療費以外のご負担はありません。なお、本研究は、文部科学省の科学研究費助成事業の助成を受けています。

ボトックス注射

脳卒中や脊髄損傷後に肩・肘・手首・指・足首などが硬くなり動かしにくくなる「痙縮(けいしゅく)」という症状があります。ボトックス注射は、こうした症状の改善に役立つ可能性を秘めています。

脳卒中などに対する新たな治療

当院は2012年より31床の回復期リハビリテーションセンターを開設し、2013年より訪問リハビリテーション事業を開始しました。
一般的には、急性期病院で長期にリハビリテーション入院を望んでも制度上少なく、早期の転院・退院を迫られます。又、リハビリテーション専門病院では提供できる医療に制限があるため、万一容態が急変するなどして高度な医療が必要になった際には転院を余儀なくされます。
しかし当院では、大学病院としては非常に稀ですが、回復期病床と訪問リハビリテーションをともに有しているため、超急性期から退院後の在宅生活まで、当院単独で一貫したリハビリテーションのご提供が可能です。
当院の回復期リハビリテーションセンターでは、患者様の身体機能や日常生活動作、認知機能などを効率的かつ最大限に改善することができます。また、一般病床よりも1日に施行するハビリテーション量も多く(最大3時間)、専門的な看護体制により、訓練時間以外の生活も訓練の一部となっているため、患者様・ご家族を中心に、より充実した「チーム医療」をご提供できます。
 退院後にも継続してリハビリテーションが必要な場合には、外来リハビリテーションや訪問リハビリテーションもご利用いただけます。
訪問リハビリテーションにおいても専門のスタッフが在籍しており、定期的に訪問させていただき、ご家族で充実した生活を送れるようお手伝いいたします。質の高い充分なスタッフ数と充実した設備、そしてなにより熱い気持ちをもって障害の回復・改善に挑みます 。

当院リハビリテーション科では、脳卒中患者様で適応のある方に対し、先進的治療の「反復性経頭蓋磁気刺激(rTMS)」を研究的治療として行っています。これは、痛みを伴わず、脳神経機能を直接的に刺激し麻痺や認知機能を改善させるものです。
また、脳疾患や脊髄疾患で筋肉が固く手足の関節が曲がってしまう痙縮(けいしゅく)に対しては従来の内服薬に加え、ボトックス注射による治療を行っています。この注射は経験が非常に重要とされる手技ですが、当科医師はボトックスの使用が認可された2010年10月以来、この治療を継続しています。2014年度の医師1人あたりのボトックス治療実績も静岡県内有数です。
当院で取り組んでいるこうした「rTMS」や「痙縮に対するボトックス注射治療」については、PDFもご参照ください。

 医師案内


このページのトップへ